1. [誤り]群発頭痛は20〜30代の男性に圧倒的に多い疾患であり、女性に多いとはいえない。
女性に多い頭痛は片頭痛であり(男女比1:2)、群発頭痛とは性差が逆である。
2. [誤り]群発頭痛では結膜充血・流涙・鼻閉・鼻汁などの自律神経症状を伴い、ドライアイではなく涙があふれる(流涙)のが特徴である。
ドライアイは乾燥による眼の不快感であり、群発頭痛の随伴症状とは正反対である。
3. [誤り]群発頭痛は片側の眼窩部に限局した激しい痛みであり、一側性が特徴である。
両側性ではなく、常に同側に発作が起こる。両側性の頭痛は緊張型頭痛に特徴的である。
4. [正解]群発頭痛の発作時の治療は片頭痛発作時の治療に準じて行われる。
具体的にはスマトリプタン(トリプタン製剤)の皮下注射や100%酸素吸入が有効である。
群発頭痛の予防にはベラパミル(カルシウム拮抗薬)が用いられることもある。
| 項目 | 群発頭痛 | 片頭痛 | 緊張型頭痛 |
|:---|:---|:---|:---|
| 性差 | 男性に多い | 女性に多い | 差なし |
| 部位 | 片側眼窩部 | 片側〜両側 | 両側後頭〜項部 |
| 痛みの性質 | キリで突くような激痛 | 拍動性 | 締めつけ感 |
| 随伴症状 | 流涙・結膜充血・鼻閉 | 嘔気・嘔吐 | なし |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 機能性頭痛の鑑別</p>