第11章 神経疾患 / K. 機能性疾患
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Question
問題 1194 群発頭痛について正しいのはどれか。
  1. 1女性に多い。不正解
  2. 2ドライアイを伴う。不正解
  3. 3両側性である。不正解
  4. 4片頭痛発作時の治療に準じる。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]群発頭痛は20〜30代の男性に圧倒的に多い疾患であり、女性に多いとはいえない。 女性に多い頭痛は片頭痛であり(男女比1:2)、群発頭痛とは性差が逆である。
2. [誤り]群発頭痛では結膜充血・流涙・鼻閉・鼻汁などの自律神経症状を伴い、ドライアイではなく涙があふれる(流涙)のが特徴である。 ドライアイは乾燥による眼の不快感であり、群発頭痛の随伴症状とは正反対である。
3. [誤り]群発頭痛は片側の眼窩部に限局した激しい痛みであり、一側性が特徴である。 両側性ではなく、常に同側に発作が起こる。両側性の頭痛は緊張型頭痛に特徴的である。
4. [正解]群発頭痛の発作時の治療は片頭痛発作時の治療に準じて行われる。 具体的にはスマトリプタン(トリプタン製剤)の皮下注射や100%酸素吸入が有効である。 群発頭痛の予防にはベラパミル(カルシウム拮抗薬)が用いられることもある。 | 項目 | 群発頭痛 | 片頭痛 | 緊張型頭痛 | |:---|:---|:---|:---| | 性差 | 男性に多い | 女性に多い | 差なし | | 部位 | 片側眼窩部 | 片側〜両側 | 両側後頭〜項部 | | 痛みの性質 | キリで突くような激痛 | 拍動性 | 締めつけ感 | | 随伴症状 | 流涙・結膜充血・鼻閉 | 嘔気・嘔吐 | なし | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 機能性頭痛の鑑別</p>
Key Points
ポイント
  • 群発頭痛は男性に多い一側性の激しい眼窩部痛で、流涙・結膜充血を伴い、治療は片頭痛発作時の治療に準じる。
  • 群発頭痛の発作は数日〜数週間に集中して起こり、1〜数年ごとにほぼ同じ時期に反復する。
  • 重要用語: 群発頭痛, 男性好発, 一側性眼窩部痛, 流涙, トリプタン製剤 を正確に理解しておくこと。
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