1. [誤り]三叉神経痛は脳神経(第V脳神経)の痛みであり、硬膜外ブロックの適応ではない。
三叉神経痛にはテグレトール(カルバマゼピン)による薬物療法や三叉神経節ブロック、微小血管減圧術が行われる。
2. [誤り]舌咽神経痛は脳神経(第IX脳神経)の痛みであり、硬膜外ブロックの適応ではない。
舌咽神経痛には薬物療法(カルバマゼピンなど)や舌咽神経ブロックが行われる。
3. [誤り]後頭神経痛には大後頭神経ブロックが第一選択であり、硬膜外ブロックは通常第一選択とはならない。
大後頭神経は第2頸神経の後枝であり、直接的なブロックが有効である。
4. [正解]坐骨神経痛は腰椎レベルの神経根障害(腰椎椎間板ヘルニアなど)が原因であることが多く、腰部硬膜外ブロックがよい適応である。
硬膜外ブロックは脊椎硬膜外腔に局所麻酔薬を注入して脊髄神経を遮断する方法であり、坐骨神経の走行する腰仙部レベルで効果的に疼痛を緩和できる。
保存療法の一環として薬物療法や理学療法とともに行われる。