第11章 神経疾患 / J. 神経痛
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Question
問題 1184 血行障害の治療に用いる神経ブロックはどれか。
  1. 1三叉神経ブロック不正解
  2. 2星状神経節ブロック正解!
  3. 3肋間神経ブロック不正解
  4. 4坐骨神経ブロック不正解
Explanation
解説
1. [誤り]三叉神経ブロックは三叉神経痛など顔面の疼痛治療を目的として行われるものであり、血行障害の治療には用いない。 三叉神経は顔面の知覚を支配する感覚神経である。
2. [正解]星状神経節ブロックは頸部交感神経節をブロック(交感神経遮断)することで頭頸部・上肢の血管拡張をもたらし、血行障害の治療に用いられる。 交感神経は血管収縮に関与しており、その遮断により血管が拡張して末梢の血流が改善する。レイノー病やバージャー病など末梢血行障害の改善に有効である。 星状神経節ブロックは血行改善のほか、顔面神経麻痺・帯状疱疹後神経痛・CRPS・突発性難聴にも適応がある。
3. [誤り]肋間神経ブロックは肋間神経痛や帯状疱疹後神経痛の疼痛治療を目的として行われるものであり、血行障害の治療には用いない。 肋間神経は知覚神経であり交感神経遮断の効果はない。
4. [誤り]坐骨神経ブロックは坐骨神経痛の疼痛緩和を目的として行われるものであり、血行障害の治療には用いない。 坐骨神経は混合神経であるが、交感神経遮断の効果はない。
Key Points
ポイント
  • 星状神経節ブロックは交感神経遮断による血管拡張効果があり、末梢血行障害の治療に有効である。
  • 星状神経節ブロックの作用は「交感神経遮断→血管拡張→血流改善」であり、血行障害と疼痛の両方に効果がある。
  • 重要用語: 星状神経節ブロック, 交感神経遮断, 血管拡張, 末梢血行障害, レイノー病 を正確に理解しておくこと。
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