第11章 神経疾患 / J. 神経痛
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Question
問題 1181 胸郭出口症候群の診断に有用なテストはどれか。
  1. 1パトリックテスト不正解
  2. 2ライトテスト正解!
  3. 3ヤーガソンテスト不正解
  4. 4ブラガードテスト不正解
Explanation
解説
1. [誤り]パトリックテスト(FABER test)は股関節疾患や仙腸関節障害の診断に用いる検査法である。 仰臥位で一側の足を対側の膝上に置き、股関節を屈曲・外転・外旋させて疼痛の有無を確認する。胸郭出口症候群とは無関係である。
2. [正解]ライトテスト(過外転テスト)は胸郭出口症候群の診断に有用なテストである。 上肢を90度以上外転・外旋させた状態で橈骨動脈の拍動消失や上肢のしびれ・脱力などの症状再現を確認する。 胸郭出口症候群の誘発テストとしてはアドソンテスト・モーリーテスト・ルーステスト(3分間挙上負荷試験)なども用いられる。
3. [誤り]ヤーガソンテストは上腕二頭筋長頭腱の炎症や不安定性の診断に用いる検査法である。 肘関節90度屈曲位で前腕回外に対する抵抗で結節間溝に疼痛が誘発されるかを確認する。
4. [誤り]ブラガードテストはラセーグテスト陽性時にさらに足関節を背屈させ、坐骨神経痛の確認を行うテストである。 腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の診断に用いられ、胸郭出口症候群とは関係がない。
Key Points
ポイント
  • ライトテスト(過外転テスト)は胸郭出口症候群の代表的な誘発テストであり、上肢の外転・外旋位で症状が再現される。
  • 各テストの対象疾患を正確に対応させる: パトリック→股関節、ヤーガソン→上腕二頭筋長頭腱、ブラガード→坐骨神経痛。
  • 重要用語: 胸郭出口症候群, ライトテスト, 過外転テスト, アドソンテスト を正確に理解しておくこと。
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