第11章 神経疾患 / J. 神経痛
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Question
問題 1180 疾患と神経ブロックとの組合せで正しいのはどれか。
  1. 1後頭神経痛 ― 硬膜外ブロック不正解
  2. 2坐骨神経痛 ― 星状神経節ブロック不正解
  3. 3三叉神経痛 ― 顔面神経ブロック不正解
  4. 4五十肩 ― 肩甲上神経ブロック正解!
Explanation
解説
1. [誤り]後頭神経痛には硬膜外ブロックではなく、後頭神経ブロック(大後頭神経ブロック)が適応となる。 大後頭神経は第2頸神経の後枝であり、その走行上でのブロックが直接的に有効である。
2. [誤り]坐骨神経痛には星状神経節ブロックではなく、硬膜外ブロックや坐骨神経ブロックが適応となる。 星状神経節ブロックは頭頸部・上肢の疾患に有効であり、腰下肢の坐骨神経痛には適応がない。
3. [誤り]三叉神経痛には顔面神経ブロックではなく、三叉神経ブロック(三叉神経節ブロック)が適応となる。 顔面神経は主に運動神経であり、三叉神経が顔面の知覚を支配するため、痛みの治療には三叉神経へのアプローチが必要である。
4. [正解]五十肩(肩関節周囲炎)に対しては肩甲上神経ブロックが有効である。 肩甲上神経は肩関節の知覚の約70%を支配する混合神経であり、ブロックにより効果的な除痛と肩関節の可動域改善が期待できる。 ステロイドの注入を併用することもある。 | 疾患 | 適応される神経ブロック | |:---|:---| | 後頭神経痛 | 大後頭神経ブロック | | 坐骨神経痛 | 硬膜外ブロック・坐骨神経ブロック | | 三叉神経痛 | 三叉神経節ブロック | | 五十肩 | 肩甲上神経ブロック | | 顔面神経麻痺 | 星状神経節ブロック | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 疾患と適応神経ブロック</p>
Key Points
ポイント
  • 五十肩には肩甲上神経ブロック、後頭神経痛には後頭神経ブロック、坐骨神経痛には硬膜外ブロックが適応であることを覚える。
  • 疾患名と適応神経ブロックの組合せは頻出であり、神経の走行・支配領域から理解する。
  • 重要用語: 五十肩, 肩甲上神経ブロック, 疾患と神経ブロックの対応 を正確に理解しておくこと。
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