第11章 神経疾患 / I. 末梢神経性疾患
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Question
問題 1150 ラムゼイハント症候群で正しい記述はどれか。
  1. 1顔面神経麻痺が起こる。正解!
  2. 2深部反射が亢進する。不正解
  3. 3呼吸筋麻痺が起こる。不正解
  4. 4味覚は正常である。不正解
Explanation
解説
1. [正解]ラムゼイハント症候群は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化により膝神経節に炎症が生じ、同側の末梢性顔面神経麻痺を呈する。 外耳道・耳介に疼痛を伴う水疱がみられ、感音性難聴や耳鳴りを伴うことが特徴である。 顔面神経麻痺の回復はベル麻痺に比べ遅く、不全麻痺を残すことが多い。
2. [誤り]ラムゼイハント症候群は末梢性顔面神経麻痺であり、深部反射(腱反射)には影響しない。 深部反射亢進は上位運動ニューロン障害でみられる所見であり、本症候群とは無関係である。
3. [誤り]ラムゼイハント症候群では呼吸筋麻痺は起こらない。 顔面神経と内耳神経が主に障害される疾患であり、呼吸筋を支配する神経は障害されない。
4. [誤り]膝神経節から分枝する鼓索神経が障害されるため、舌前2/3の味覚障害が出現する。 味覚は正常ではなく、ベル麻痺と同様に味覚障害がみられる。
Key Points
ポイント
  • ラムゼイハント症候群の三主徴は「末梢性顔面神経麻痺」「耳介の帯状疱疹(水疱)」「感音性難聴」である。
  • ベル麻痺との鑑別では、耳介の水疱と難聴の有無が重要な鑑別点となる。
  • 重要用語: ラムゼイハント症候群, 水痘・帯状疱疹ウイルス, 膝神経節, 感音性難聴 を正確に理解しておくこと。
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