第11章 神経疾患 / I. 末梢神経性疾患
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Question
問題 1149 罹患神経と疾患との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1正中神経 ― 手根管症候群正解!
  2. 2視神経 ― ギラン・バレー症候群不正解
  3. 3動眼神経 ― ベル麻痺不正解
  4. 4腓骨神経 ― 梨状筋症候群不正解
Explanation
解説
1. [正解]手根管症候群は手根管内で正中神経が圧迫される絞扼性神経障害である。 手根管は手根骨と屈筋支帯で囲まれたトンネルで、正中神経と屈筋腱が通過する。 圧迫により母指〜環指橈側1/2の掌側にしびれや痛みが出現し、進行すると母指球筋の萎縮(猿手)をきたす。 ファーレンテスト陽性やティネル徴候陽性が診断に有用である。
2. [誤り]ギラン・バレー症候群は末梢運動神経の脱髄性疾患であり、視神経(中枢神経)は罹患しない。 視神経の障害は多発性硬化症や視神経炎などでみられる。
3. [誤り]ベル麻痺は顔面神経(第VII脳神経)の麻痺であり、動眼神経(第III脳神経)の障害ではない。 動眼神経麻痺では眼瞼下垂・眼球運動障害・瞳孔散大がみられる。
4. [誤り]梨状筋症候群は梨状筋による坐骨神経の圧迫であり、腓骨神経の障害ではない。 坐骨神経は殿部で梨状筋の下を通過するため、梨状筋の緊張や肥大により圧迫を受ける。
Key Points
ポイント
  • 手根管症候群=正中神経、ベル麻痺=顔面神経、梨状筋症候群=坐骨神経の対応関係を正確に把握する。
  • 罹患神経と疾患名の組合せは頻出テーマであり、各神経の走行と絞扼されやすい部位を理解する。
  • 重要用語: 手根管症候群, 正中神経, ベル麻痺, 顔面神経, 梨状筋症候群, 坐骨神経 を正確に理解しておくこと。
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