第11章 神経疾患 / I. 末梢神経性疾患
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Question
問題 1146 ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。
  1. 1意識障害正解!
  2. 2顔面神経麻痺不正解
  3. 3感冒様前駆症状不正解
  4. 4四肢麻痺不正解
Explanation
解説
1. [正解]ギラン・バレー症候群は末梢神経の脱髄性疾患であり、中枢神経系は障害されないため意識障害はみられない。 意識は清明に保たれ、四肢の運動麻痺が前景に立つ。意識障害の出現は他疾患(脳炎・脳血管障害など)の鑑別を要する。
2. [誤り]ギラン・バレー症候群では脳神経にも障害が及ぶことがあり、しばしば両側性の顔面神経麻痺を伴う。 外眼筋麻痺を伴うこともある(フィッシャー症候群)。
3. [誤り]約2/3の症例で発症1〜3週前に呼吸器系や消化器系の感染(感冒様前駆症状)が先行する。 カンピロバクター腸炎やウイルス性上気道炎が代表的な先行感染として知られている。
4. [誤り]ギラン・バレー症候群では急性かつ対称性の四肢麻痺(弛緩性麻痺)が主徴であり、下肢から上行性に進行する。 腱反射低下・消失を伴い、重症例では呼吸筋麻痺をきたす。
Key Points
ポイント
  • ギラン・バレー症候群は「末梢神経」の疾患であり意識障害はみられない。意識障害がある場合は中枢神経疾患を鑑別する。
  • 約2/3に感冒様前駆症状が先行し、対称性の上行性弛緩性麻痺と腱反射消失が特徴的である。
  • 重要用語: ギラン・バレー症候群, 意識障害なし, 前駆感染, 上行性麻痺, たんぱく細胞解離 を正確に理解しておくこと。
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