1. [誤り]感覚障害はALSの陰性4徴候の一つであり、通常みられない。
ALSでは運動ニューロンが選択的に障害され、感覚神経は保たれるため、しびれや痛覚鈍麻は認められない。
2. [誤り]眼球運動障害はALSの陰性4徴候の一つであり、通常みられない。
外眼筋を支配する神経核は最後まで保たれ、人工呼吸器装着下の超長期生存例でのみ出現しうる。
3. [誤り]膀胱直腸障害はALSの陰性4徴候の一つであり、通常みられない。
自律神経系は保たれるため、排尿・排便機能は維持される。
4. [正解]筋線維束性攣縮(ファスキキュレーション)はALSに最もよくみられる特徴的所見の一つである。
下位運動ニューロン(脊髄前角細胞)の変性により脱神経された筋線維が不随意に収縮する現象で、安静時に筋表面がぴくぴくと動く。
四肢や舌に広く認められ、筋電図でも確認される。筋萎縮・筋力低下とともにALSの三大所見(下位運動ニューロン障害)である。