第11章 神経疾患 / G. 筋疾患
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Question
問題 1123 筋・腱疾患と運動機能検査の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1胸郭出口症候群 ――――――― ドロップアームサイン不正解
  2. 2腱板損傷 ―――――――――― ヤーガソンテスト不正解
  3. 3進行性筋ジストロフィー ――― ガワーズサイン正解!
  4. 4上腕骨外側上顆炎 ―――――― ファレンテスト不正解
Explanation
解説
1. [誤り]ドロップアームサインは腱板損傷(特に棘上筋断裂)の検査法であり、胸郭出口症候群の検査ではない。 胸郭出口症候群にはモーリーテスト・アドソンテスト・ライトテスト・エデンテスト・ルーステストなどを用いる。
2. [誤り]ヤーガソンテストは上腕二頭筋長頭腱炎の検査法であり、腱板損傷の検査ではない。 腱板損傷にはドロップアームサイン・ニアーテスト・ホーキンステスト・ペインフルアークサインなどを用いる。
3. [正解]ガワーズサイン(ガワーズ徴候・登攀性起立)は進行性筋ジストロフィー(デュシェンヌ型)に特徴的な所見である。 床から立ち上がる際に、骨盤帯筋群の筋力低下のため両手を膝に当て、自分の体をよじ登るように起立する動作である。 近位筋優位の進行性筋力低下を反映した所見であり、筋ジストロフィーの診断に重要である。
4. [誤り]ファレンテストは手根管症候群(正中神経圧迫)の検査法であり、上腕骨外側上顆炎の検査ではない。 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)にはトムゼンテスト・チェアテスト・中指伸展テストなどを用いる。 | 疾患 | 正しい検査法 | |:---|:---| | 胸郭出口症候群 | モーリーテスト・アドソンテスト・ライトテスト | | 腱板損傷 | ドロップアームサイン・ニアーテスト | | 進行性筋ジストロフィー | ガワーズサイン(登攀性起立) | | 上腕骨外側上顆炎 | トムゼンテスト・チェアテスト | | 手根管症候群 | ファレンテスト・ファーレンテスト | | 上腕二頭筋長頭腱炎 | ヤーガソンテスト・スピードテスト | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 筋・腱疾患と対応する検査法</p>
Key Points
ポイント
  • 筋・腱疾患と運動機能検査の組合せは頻出テーマであり、各疾患に対応する正しい検査法を確実に覚える。
  • 特に「ドロップアームサイン=腱板損傷」「ヤーガソンテスト=上腕二頭筋長頭腱炎」「ファレンテスト=手根管症候群」の対応を混同しない。
  • 重要用語: ガワーズサイン, ドロップアームサイン, ヤーガソンテスト, ファレンテスト, トムゼンテスト を正確に理解しておくこと。
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