第11章 神経疾患 / G. 筋疾患
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Question
問題 1122 筋・健疾患についての組合せで正しいのはどれか。
  1. 1肉離れ ――――――― 骨化性筋炎不正解
  2. 2多発性筋炎 ――――― 筋挫傷不正解
  3. 3ドケルバン病 ―――― フィンケルスタインテスト正解!
  4. 4重症筋無力症 ―――― 筋仮性肥大不正解
Explanation
解説
1. [誤り]肉離れは筋線維の断裂(筋挫傷の一種)であり、骨化性筋炎とは異なる。 骨化性筋炎は筋損傷後に異所性の骨化が生じる合併症であり、肉離れそのものとの組合せとしては不正確である。
2. [誤り]多発性筋炎は自己免疫機序による炎症性筋疾患であり、筋挫傷(外傷性の筋損傷)とは全く病態が異なる。 多発性筋炎では近位筋の筋力低下、CK上昇、筋生検での炎症細胞浸潤がみられる。
3. [正解]ドケルバン病は母指の短母指伸筋腱と長母指外転筋腱の狭窄性腱鞘炎である。 フィンケルスタインテストは母指を他の4指で握り込み、手関節を尺屈させると橈骨茎状突起部に疼痛が誘発される検査法で、ドケルバン病の診断に用いる。 手をよく使う中年女性に好発する。
4. [誤り]筋仮性肥大はデュシェンヌ型筋ジストロフィーに特徴的な所見であり、重症筋無力症ではみられない。 重症筋無力症は神経筋接合部の障害で、眼瞼下垂・易疲労性・日内変動が特徴である。
Key Points
ポイント
  • ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の確定診断にはフィンケルスタインテストが重要である。母指を握り込んで手関節尺屈で疼痛が誘発される。
  • 筋仮性肥大はデュシェンヌ型筋ジストロフィーの所見であり、重症筋無力症と混同しないよう注意する。
  • 重要用語: ドケルバン病, フィンケルスタインテスト, 狭窄性腱鞘炎 を正確に理解しておくこと。
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