1. [誤り]重症筋無力症の重症例では呼吸筋が麻痺しクリーゼ(急性増悪)となることがある。嚥下困難や呼吸困難が進行しクリーゼに移行することがあり、気管内挿管や人工呼吸管理が必要となる。
2. [誤り]全身型では球麻痺症状として構音障害や嚥下障害がみられる。咬筋の障害や嚥下に関わる筋群の障害により構音障害・嚥下困難が出現する。
3. [誤り]外眼筋の筋力低下により複視が出現する。眼瞼下垂・複視が初発症状となりやすく(50〜57%)、眼筋型として分類される。
4. [正解]兎眼は重症筋無力症の症状でない。兎眼は閉眼不全で眼瞼が完全に閉じない状態であり、末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺)の症状である。重症筋無力症では眼瞼下垂はあるが兎眼はみられない。