第11章 神経疾患 / E. その他の変性疾患
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Question
問題 1091 ギラン・バレー症候群について誤っている記述はどれか。
  1. 1脱髄性疾患である。不正解
  2. 2四肢の脱力をきたす。不正解
  3. 3深部腱反射は低下する。不正解
  4. 4寛解と再燃を繰り返す。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]ギラン・バレー症候群は末梢神経の脱髄性疾患であり、自己免疫機序で生じる。上気道感染や下痢の1〜3週間後に発症することが多い。
2. [誤り]ギラン・バレー症候群では四肢の対称性の弛緩性麻痺(脱力)が特徴的である。下肢から上行性に進行し、重症例では呼吸筋麻痺を来す。
3. [誤り]末梢神経の脱髄により深部腱反射は低下または消失する。腱反射消失は診断的価値が高い。
4. [正解]ギラン・バレー症候群は急性の単相性経過をとる疾患であり、寛解と再燃を繰り返すことはない。感染後に急性発症し、2〜4週間で症状がピークに達した後、多くは自然回復する。寛解再燃を繰り返すのは慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)や多発性硬化症の特徴である。
Key Points
ポイント
  • ギラン・バレー症候群は単相性経過が特徴で、寛解再燃を繰り返すことはない。
  • 髄液所見でタンパク細胞解離(蛋白増加・細胞数正常)が特徴的である。
  • 重要用語: ギラン・バレー症候群、単相性経過、CIDPとの鑑別 を正確に理解しておくこと。
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