第11章 神経疾患 / D. 基底核変性疾患
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Question
問題 1069 パーキンソン病の症状で誤っているのはどれか。
  1. 1振戦不正解
  2. 2感覚障害正解!
  3. 3無動不正解
  4. 4仮面様顔貌不正解
Explanation
解説
1. [誤り]誤り(正しい症状)。安静時振戦はパーキンソン病の四大症状の一つである。「丸薬を丸めるような」(pill-rolling tremor)規則的な手指の振戦が特徴的で、安静時に出現し随意運動により減弱・消失する。4〜6Hzの比較的遅い振戦で、初発症状として一側の手指から始まることが多い。
2. [正解]パーキンソン病は中脳黒質緻密層のドパミン神経細胞の変性による錐体外路疾患であり、運動系の障害が本態である。感覚障害は含まれない。感覚障害は末梢神経障害、脊髄疾患、脳卒中などでみられる症状であり、パーキンソン病の病態とは異なる。パーキンソン病では触覚・痛覚・温度覚・深部感覚はいずれも保たれる。
3. [誤り]誤り(正しい症状)。無動(寡動、akinesia/bradykinesia)はパーキンソン病の四大症状の一つで、動作の開始に時間がかかり、開始した動作もゆっくりとしかできない現象をいう。日常生活では着替え・食事・歩行開始などに時間を要するようになる。
4. [誤り]誤り(正しい症状)。仮面様顔貌はパーキンソン病の特徴的症状で、表情筋の運動が減少して無表情となる。まばたきも減少し、脂顔(皮脂分泌の亢進)を伴うことがある。自律神経症状として流涎、多汗、便秘なども認める。
Key Points
ポイント
  • パーキンソン病の四大症状:安静時振戦、筋固縮、無動(寡動)、姿勢反射障害
  • パーキンソン病では感覚障害・視力障害・筋萎縮はみられない
  • 仮面様顔貌、脂顔、流涎、多汗、便秘などの自律神経症状も伴う
  • 重要用語: パーキンソン病, 四大症状, 安静時振戦, 仮面様顔貌, 感覚障害なし を正確に理解しておくこと。
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