第11章 神経疾患 / A. 脳血管疾患
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Question
問題 1049 脊髄損傷の機能障害評価法で正しいのはどれか。
  1. 1ブルンストロームステージ不正解
  2. 2バーセルインデックス不正解
  3. 3フランケル分類正解!
  4. 4ハミルトン評価尺度不正解
Explanation
解説
1. [誤り]ブルンストロームステージ(Brunnstrom recovery stage)は脳卒中後の片麻痺の運動回復段階をI〜VIの6段階で評価する方法である。弛緩性麻痺(ステージI)から分離運動の完成(ステージVI)まで、回復の経過を系統的に評価するもので、脊髄損傷の評価法ではない。
2. [誤り]バーセルインデックス(Barthel Index)は日常生活動作(ADL)の自立度を評価する方法であり、食事・移乗・整容・トイレ動作・入浴・歩行など10項目を100点満点で評価する。様々な疾患に用いられるADL評価法であり、脊髄損傷に特異的な機能障害評価法ではない。
3. [正解]フランケル分類(Frankel classification)は脊髄損傷の機能障害を評価する方法であり、A(完全麻痺:運動・感覚ともに完全脱失)からE(正常:神経学的異常なし)までの5段階で重症度を分類する。脊髄損傷の重症度評価として広く用いられており、治療方針の決定や予後予測に重要である。現在はASIA(アメリカ脊髄損傷協会)の改良版も使用されている。
4. [誤り]ハミルトン評価尺度(Hamilton Rating Scale for Depression: HAM-D)はうつ病の重症度を評価するスケールであり、精神科領域で用いられる。脊髄損傷の評価法ではない。
Key Points
ポイント
  • フランケル分類はA〜Eの5段階で脊髄損傷の重症度を分類する
  • 各評価法の適用疾患を正確に整理しておくことが重要
  • ブルンストロームステージは脳卒中の回復評価、バーセルインデックスはADL評価
  • 重要用語: フランケル分類, ブルンストロームステージ, バーセルインデックス, ハミルトン評価尺度 を正確に理解しておくこと。
評価法対象疾患・領域評価内容
フランケル分類脊髄損傷機能障害の重症度(A〜E)
ブルンストロームステージ脳卒中(片麻痺)運動回復段階(I〜VI)
バーセルインデックス疾患非特異的ADL自立度(100点満点)
ハミルトン評価尺度うつ病重症度評価
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