第11章 神経疾患 / A. 脳血管疾患
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Question
問題 1032 心房細動に合併しやすい脳血管障害はどれか。
  1. 1脳血栓症不正解
  2. 2脳塞栓症正解!
  3. 3脳出血不正解
  4. 4くも膜下出血不正解
Explanation
解説
1. [誤り]脳血栓症は脳動脈の動脈硬化部分に血栓が形成されて閉塞する病態であり、心房細動とは異なる機序である。階段状に進行する特徴がある。
2. [正解]心房細動では心房内に血液がうっ滞して血栓が形成されやすく、この血栓が遊離して脳動脈を閉塞し脳塞栓症(心原性脳塞栓症)を起こす。数分以内に症状が完成する特徴がある。
3. [誤り]脳出血は高血圧による脳内細動脈の破綻が主原因であり、心房細動とは関係しにくい。突然発症する意識障害と片麻痺が特徴的である。
4. [誤り]くも膜下出血は脳動脈瘤の破裂が主原因であり、心房細動とは関係しない。突然の激しい頭痛(バットで殴られたような痛み)が特徴である。
Key Points
ポイント
  • 心房細動は脳塞栓症の最大の危険因子であり、心房内血栓形成→塞栓遊離→脳動脈閉塞の機序で発症する。
  • 脳血栓症は動脈硬化、脳出血は高血圧、くも膜下出血は動脈瘤破裂が主原因で心房細動とは無関係である。
  • 重要用語: 心原性脳塞栓症、心房内血栓、塞栓遊離 を正確に理解しておくこと。
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