第10章 血液・造血器疾患 / D. 出血性素因
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Question
問題 1016 血液疾患と症状との組合せで最も関連の低いのはどれか。
  1. 1白血病 ― 発熱不正解
  2. 2悪性リンパ腫 ― 貧血不正解
  3. 3血小板減少性紫斑病 ― リンパ節腫大正解!
  4. 4血友病 ― 関節内出血不正解
Explanation
解説
1. [誤り]関連が高い。白血病では白血病細胞の増殖により正常白血球が減少し、免疫機能が低下するため、感染症を併発しやすく、発熱がみられる。易感染性は白血病の三大症状の一つである。
2. [誤り]関連が高い。悪性リンパ腫では骨髄浸潤や進行により赤血球産生が障害され、貧血を呈することがある。また、腫瘍随伴症状として貧血がみられることもある。
3. [正解]**関連が低い。** 血小板減少性紫斑病(特発性血小板減少性紫斑病)では血小板減少による出血傾向(皮膚の紫斑、鼻出血、歯肉出血など)が主症状であり、リンパ節腫大はみられない。リンパ節腫大は悪性リンパ腫や白血病でみられる所見である。
4. [誤り]関連が高い。血友病では凝固因子(第VIII因子または第IX因子)の欠乏により、関節内出血(血友病性関節症)が特徴的にみられる。繰り返す関節内出血により関節が変形することもある。
Key Points
ポイント
  • 血小板減少性紫斑病の主症状は皮膚・粘膜からの出血であり、リンパ節腫大は認めない。
  • リンパ節腫大は悪性リンパ腫、白血病、感染症などでみられる所見である。
  • 重要用語: 血小板減少性紫斑病、リンパ節腫大、出血傾向 を正確に理解しておくこと。
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