第10章 血液・造血器疾患 / D. 出血性素因
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Question
問題 1011 出血性素因について誤っている記述はどれか。
  1. 1血小板増加により起こる。正解!
  2. 2いったん出血すると止血しにくい。不正解
  3. 3皮下に紫斑をつくりやすい。不正解
  4. 4わずかな外力で出血する。不正解
Explanation
解説
1. [正解]出血性素因は血小板増加ではなく、血小板減少、凝固因子欠乏、血管壁の脆弱性などにより起こる。血小板増加(血小板増多症)は通常、出血傾向ではなく血栓傾向(血栓症)を生じやすい。
2. [誤り]出血性素因では止血機構(血小板機能、凝固因子、血管壁)の障害により、いったん出血すると正常な止血が行われず、出血が持続しやすい。長時間の出血が特徴である。
3. [誤り]出血性素因では軽微な外力や自然に皮下出血(紫斑)が生じやすく、点状出血(紫斑病)や斑状出血(血友病)がみられる。皮膚や粘膜からの出血が特徴的である。
4. [誤り]出血性素因では止血能力が低下しているため、わずかな外力(軽度の打撲など)でも容易に出血が起こる。正常では止血できるような軽微な傷でも出血する。
Key Points
ポイント
  • 出血性素因の原因:血小板減少(特発性血小板減少性紫斑病)、凝固因子欠乏(血友病)、血管壁の脆弱性(壊血病、血管性紫斑病)である。
  • 血小板増加は出血傾向ではなく、血栓傾向をきたす。
  • 重要用語: 血小板減少、凝固因子欠乏、出血性素因 を正確に理解しておくこと。
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