第10章 血液・造血器疾患 / C. リンパ網内系疾患
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Question
問題 1010 悪性リンパ腫について正しいのはどれか。
  1. 1無痛性のリンパ節腫脹がみられる。正解!
  2. 2形質細胞が腫瘍化したものである。不正解
  3. 3我が国ではホジキン病が多い。不正解
  4. 4外科的切除が行われる。不正解
Explanation
解説
1. [正解]悪性リンパ腫では無痛性のリンパ節腫脹がみられるのが特徴的である。頸部リンパ節に初発することが多く、弾性硬で可動性のある腫脹として触知される。発熱・体重減少・盗汗(B症状)を伴うことがある。
2. [誤り]形質細胞が腫瘍化したものは多発性骨髄腫であり、悪性リンパ腫ではない。悪性リンパ腫はリンパ球(BリンパまたはTリンパ球)が腫瘍化した疾患である。両者は異なる疾患である。
3. [誤り]日本では非ホジキンリンパ腫が約90%を占め、ホジキン病(ホジキンリンパ腫)は約10%と少ない。ホジキン病が比較的多いのは欧米であり、日本とは疫学が異なる。
4. [誤り]悪性リンパ腫の治療は化学療法(CHOP療法など)と放射線療法が中心であり、外科的切除は診断のためのリンパ節生検を除き、一般的には行われない。全身性の疾患であるため、局所療法単独では不十分である。
Key Points
ポイント
  • 悪性リンパ腫の特徴:無痛性リンパ節腫脹、B症状(発熱、盗汗、体重減少)、LDH上昇である。
  • 日本では非ホジキンリンパ腫が圧倒的に多く、ホジキン病は少ない。
  • 重要用語: 無痛性リンパ節腫脹、非ホジキンリンパ腫、B症状 を正確に理解しておくこと。
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