第10章 血液・造血器疾患 / C. リンパ網内系疾患
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Question
問題 1009 悪性リンパ腫について誤っているのはどれか。
  1. 1有痛性のリンパ節腫脹がみられる。正解!
  2. 2化学療法が有効である。不正解
  3. 3発熱がみられる。不正解
  4. 4CRP が陽性となる。不正解
Explanation
解説
1. [正解]悪性リンパ腫のリンパ節腫脹は通常無痛性であり、有痛性ではない。無痛性のリンパ節腫脹は悪性リンパ腫を疑う重要な所見である。有痛性のリンパ節腫脹は細菌感染などの炎症性疾患で多くみられる。
2. [誤り]悪性リンパ腫には化学療法が有効である。特にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫やホジキンリンパ腫は化学療法(CHOP療法、ABVD療法など)の奏効率が高い。放射線療法も併用される。
3. [誤り]発熱は悪性リンパ腫のB症状(38℃以上の原因不明の発熱、盗汗、6ヶ月で10%以上の体重減少)の一つである。B症状の存在は予後不良因子であり、病期分類にも影響する。
4. [誤り]悪性リンパ腫では腫瘍の増殖や組織破壊による炎症反応として、CRPが陽性(上昇)となる。また、赤沈亢進、LDH上昇もみられる。
Key Points
ポイント
  • 悪性リンパ腫の特徴的所見:無痛性リンパ節腫脹である。有痛性は感染性リンパ節炎などを示唆する。
  • B症状(発熱、盗汗、体重減少)は予後不良因子であり、病期分類に用いられる。
  • 重要用語: 無痛性リンパ節腫脹、B症状、化学療法 を正確に理解しておくこと。
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