1. [正解]急性骨髄性白血病(AML)では幼若芽球(骨髄芽球)が骨髄で異常増殖する。骨髄中に芽球が20%以上増殖すると急性白血病と診断される。芽球の増殖により正常造血が圧迫され、貧血、血小板減少、正常白血球減少をきたす。
2. [誤り]小児に多くみられるのは急性リンパ性白血病(ALL)であり、急性骨髄性白血病(AML)は成人に多い。AMLは成人の急性白血病の約80%を占める。
3. [誤り]急性骨髄性白血病は細菌感染が原因ではない。原因は不明であるが、放射線被曝、ベンゼンなどの化学物質、染色体異常、遺伝子変異などが関与する。細菌感染は白血病による免疫不全の結果として二次的に生じる。
4. [誤り]急性骨髄性白血病ではミエロペルオキシダーゼ(MPO)染色は陽性であり、陰性ではない。MPO陽性が骨髄系白血病の特徴であり、MPO陰性のリンパ性白血病との鑑別に用いる重要な検査である。