第10章 血液・造血器疾患 / B. 白血球疾患
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Question
問題 1006 急性骨髄性白血病について正しいのはどれか。
  1. 1幼若芽球が増殖する。正解!
  2. 2小児に多くみられる。不正解
  3. 3細菌感染が関係する。不正解
  4. 4ミエロペルオキシダーゼ染色は陰性である。不正解
Explanation
解説
1. [正解]急性骨髄性白血病(AML)では幼若芽球(骨髄芽球)が骨髄で異常増殖する。骨髄中に芽球が20%以上増殖すると急性白血病と診断される。芽球の増殖により正常造血が圧迫され、貧血、血小板減少、正常白血球減少をきたす。
2. [誤り]小児に多くみられるのは急性リンパ性白血病(ALL)であり、急性骨髄性白血病(AML)は成人に多い。AMLは成人の急性白血病の約80%を占める。
3. [誤り]急性骨髄性白血病は細菌感染が原因ではない。原因は不明であるが、放射線被曝、ベンゼンなどの化学物質、染色体異常、遺伝子変異などが関与する。細菌感染は白血病による免疫不全の結果として二次的に生じる。
4. [誤り]急性骨髄性白血病ではミエロペルオキシダーゼ(MPO)染色は陽性であり、陰性ではない。MPO陽性が骨髄系白血病の特徴であり、MPO陰性のリンパ性白血病との鑑別に用いる重要な検査である。
Key Points
ポイント
  • AMLでは幼若芽球(骨髄芽球)が骨髄で≧20%増殖することが診断基準である。
  • MPO染色:骨髄系(AML)で陽性、リンパ系(ALL)で陰性となり、鑑別に重要である。
  • 重要用語: 幼若芽球、MPO染色、骨髄芽球 を正確に理解しておくこと。
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