1. [正解]急性骨髄性白血病では末梢血で白血球裂孔(白血病裂孔)がみられる。白血球裂孔とは末梢血中に芽球(幼若細胞)と成熟白血球のみが存在し、中間段階の細胞(前骨髄球、骨髄球など)が欠如する現象であり、急性白血病に特徴的な所見である。
2. [誤り]中枢神経浸潤(髄膜白血病)は急性リンパ性白血病(ALL)でより多くみられる合併症であり、急性骨髄性白血病(AML)では比較的まれである。ALLでは中枢神経系への予防的治療が重要である。
3. [誤り]小児に多いのは急性リンパ性白血病(ALL)であり、急性骨髄性白血病(AML)は成人に多い。AMLは成人の急性白血病の約80%を占める。
4. [誤り]急性骨髄性白血病、特にM3型(急性前骨髄球性白血病、APL)ではDIC(播種性血管内凝固)を合併しやすく、血液凝固系は著しく障害される。保たれるわけではない。