第10章 血液・造血器疾患 / B. 白血球疾患
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Question
問題 1004 急性骨髄性白血病について正しいのはどれか。
  1. 1末梢血で白血球裂孔がみられる。正解!
  2. 2中枢神経障害がみられる。不正解
  3. 3小児に多い。不正解
  4. 4血液凝固系は保たれる。不正解
Explanation
解説
1. [正解]急性骨髄性白血病では末梢血で白血球裂孔(白血病裂孔)がみられる。白血球裂孔とは末梢血中に芽球(幼若細胞)と成熟白血球のみが存在し、中間段階の細胞(前骨髄球、骨髄球など)が欠如する現象であり、急性白血病に特徴的な所見である。
2. [誤り]中枢神経浸潤(髄膜白血病)は急性リンパ性白血病(ALL)でより多くみられる合併症であり、急性骨髄性白血病(AML)では比較的まれである。ALLでは中枢神経系への予防的治療が重要である。
3. [誤り]小児に多いのは急性リンパ性白血病(ALL)であり、急性骨髄性白血病(AML)は成人に多い。AMLは成人の急性白血病の約80%を占める。
4. [誤り]急性骨髄性白血病、特にM3型(急性前骨髄球性白血病、APL)ではDIC(播種性血管内凝固)を合併しやすく、血液凝固系は著しく障害される。保たれるわけではない。
Key Points
ポイント
  • 白血球裂孔は急性白血病の特徴的な血液像所見であり、診断の手がかりとなる。
  • AMLは成人に多く、ALLは小児に多い。中枢神経浸潤はALLに多い。
  • 重要用語: 白血球裂孔、芽球、DIC を正確に理解しておくこと。
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