1. [誤り]慢性骨髄性白血病では脾臓は著明に腫大する(脾腫)。萎縮ではない。白血病細胞の浸潤と髄外造血により脾臓が巨大化し、左季肋部痛や腹部膨満感を訴えることが多い。
2. [誤り]慢性骨髄性白血病は40〜60歳代の中高年に多く、10〜20歳代に多い疾患ではない。若年者に多いのは急性リンパ性白血病である。
3. [誤り]慢性骨髄性白血病では白血球数は著明に増加する(10万/μL以上になることも多い)。正常ではなく、むしろ著増が特徴である。
4. [正解]慢性骨髄性白血病では急性転化(ブラストクリーゼ、急性白血病への移行)を起こさせないことが治療上最も重要である。慢性期から移行期を経て急性転化すると予後が著しく悪化する。イマチニブなどのチロシンキナーゼ阻害薬により慢性期の維持が可能になった。