1. [正解]成人T細胞白血病(ATL)はHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)の感染が原因のウイルス関連白血病であり、日本の九州・沖縄など西南地方に地域的集積が認められる。母乳を介した垂直感染が主な感染経路で、感染後数十年の潜伏期間を経て一部が発症する。
2. [誤り]慢性骨髄性白血病はフィラデルフィア染色体(9番と22番の相互転座によるBCR-ABL融合遺伝子)が原因であり、ウイルスは関与しない。地域的偏在もなく、全国的に均等に発生する。
3. [誤り]急性骨髄性白血病の原因は染色体異常や遺伝子変異であり、ウイルスは原因ではない。地域的偏在もなく、成人の急性白血病で最も多い型である。
4. [誤り]急性リンパ性白血病は小児に多い白血病であり、ウイルスが原因ではなく、地域的偏在もない。小児急性白血病の約70%を占める。