第10章 血液・造血器疾患 / A. 赤血球疾患
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Question
問題 984 「45歳の女性。2か月前から易疲労感、動悸、息切れ、体重減少が出現した。血液検査では、血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値であった。」薬物治療にて症状は改善した。今後食事で特に摂取すべきものはどれか。
  1. 1赤身の肉類正解!
  2. 2豆腐不正解
  3. 3緑黄色野菜不正解
  4. 4海藻不正解
Explanation
解説
1. [正解]鉄欠乏性貧血の改善後、再発予防のため鉄分を多く含む食品の摂取が重要であり、赤身の肉類が最も適切である。赤身の肉(牛肉、豚肉、レバーなど)にはヘム鉄が豊富に含まれており、非ヘム鉄より吸収率が高い(ヘム鉄は約15〜25%、非ヘム鉄は約2〜5%の吸収率)。
2. [誤り]豆腐は良質なタンパク質と非ヘム鉄を含むが、鉄含有量は赤身の肉類より少なく、吸収率も低い。植物性食品の鉄は非ヘム鉄である。
3. [誤り]緑黄色野菜(ほうれん草、小松菜など)にも非ヘム鉄は含まれるが、赤身肉のヘム鉄と比較すると吸収率が低い。ビタミンCと同時摂取すると非ヘム鉄の吸収率は向上する。
4. [誤り]海藻(ひじき、わかめなど)には鉄が含まれるが非ヘム鉄であり、赤身肉のヘム鉄と比べて吸収率が低い。
Key Points
ポイント
  • 鉄の種類:ヘム鉄(動物性食品、吸収率高い)と非ヘム鉄(植物性食品、吸収率低い)がある。
  • 鉄欠乏性貧血の食事療法:ヘム鉄を多く含む赤身肉、レバー、魚などを積極的に摂取する。非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が向上する。
  • 重要用語: ヘム鉄、非ヘム鉄、吸収率 を正確に理解しておくこと。
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