第10章 血液・造血器疾患 / A. 赤血球疾患
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Question
問題 978 感染症に罹患しやすいのはどれか。
  1. 1血友病不正解
  2. 2悪性リンパ腫正解!
  3. 3鉄欠乏性貧血不正解
  4. 4遺伝性球状赤血球症不正解
Explanation
解説
1. [誤り]血友病は第VIII因子(血友病A)または第IX因子(血友病B)の凝固因子欠乏による出血性疾患である。免疫機能は正常であり、感染症への感受性は特に高くない。出血傾向が主症状である。
2. [正解]悪性リンパ腫はリンパ球が腫瘍化する造血器腫瘍であり、免疫機能を担うリンパ球の異常により免疫不全状態となる。そのため、日和見感染症を含む各種感染症に罹患しやすい。また、化学療法による骨髄抑制も感染リスクをさらに高める。
3. [誤り]鉄欠乏性貧血は鉄不足によるヘモグロビン合成障害による小球性低色素性貧血であり、免疫機能に直接影響しない。感染症罹患リスクの上昇は特徴的ではない。
4. [誤り]遺伝性球状赤血球症は赤血球膜の構造異常による溶血性貧血であり、赤血球の浸透圧抵抗減弱が特徴である。免疫不全はきたさず、感染症に罹患しやすいという特徴はない。
Key Points
ポイント
  • 感染症に罹患しやすい血液疾患:悪性リンパ腫、白血病、再生不良性貧血など、免疫機能や正常白血球の減少をきたす疾患である。
  • 悪性リンパ腫では免疫機能の低下により、細菌・ウイルス・真菌・原虫などの日和見感染症に注意が必要である。
  • 重要用語: 悪性リンパ腫、免疫不全、日和見感染症 を正確に理解しておくこと。
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