第10章 血液・造血器疾患 / A. 赤血球疾患
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Question
問題 976 「60歳の女性。主訴は黄疸。発熱と腹痛は認めない。貧血と間接ビリルビンの上昇が認められ、腹部超音波検査では脾腫と胆石を認めた。」黄疸の診察部位として正しいのはどれか。
  1. 1眼瞼結膜不正解
  2. 2眼球結膜正解!
  3. 3口腔粘膜不正解
  4. 4不正解
Explanation
解説
1. [誤り]眼瞼結膜は貧血の診察部位として用いられ、結膜の蒼白(貧血)を観察する。黄疸の診察部位としては眼球結膜が最も適切である。
2. [正解]黄疸の診察部位として最も適切なのは眼球結膜(白目の部分)である。ビリルビンは弾性線維に親和性が高く、弾性線維が豊富な眼球結膜に最も早く黄染が出現する。血清総ビリルビン値が2〜3mg/dL以上で肉眼的に確認できる。
3. [誤り]口腔粘膜(口蓋粘膜など)でも黄疸を確認できることがあるが、眼球結膜の方が鋭敏で標準的な診察部位である。
4. [誤り]舌は黄疸の標準的な診察部位ではない。舌は脱水(舌の乾燥)、貧血(舌の蒼白)、巨赤芽球性貧血(ハンター舌炎)の評価に用いる。
Key Points
ポイント
  • 黄疸の診察部位は眼球結膜が最も鋭敏で標準的である。自然光下で観察することが重要である。
  • 貧血の診察部位は眼瞼結膜(下眼瞼を引いて観察)である。黄疸と貧血の診察部位を区別する。
  • 重要用語: 黄疸、眼球結膜、眼瞼結膜 を正確に理解しておくこと。
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