1. [誤り]ビタミンA欠乏は夜盲症や皮膚粘膜障害の原因であり、貧血とは関連しない。脂溶性ビタミンであり造血に関与しない。
2. [誤り]ビタミンB6欠乏は鉄芽球性貧血の原因となるが、胃全摘後の大球性貧血の原因ではない。ビタミンB6はヘム合成に関与する。
3. [正解]胃全摘手術により胃壁細胞から分泌される内因子が欠如し、回腸末端でのビタミンB12の吸収が障害される。その結果、大球性正色素性貧血(巨赤芽球性貧血)をきたす。胃全摘後の典型的な合併症である。
4. [誤り]ビタミンK欠乏は凝固因子(II、VII、IX、X因子)の産生低下による出血傾向の原因であり、貧血の直接的原因ではない。