第10章 血液・造血器疾患 / A. 赤血球疾患
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Question
問題 964 鉄欠乏性貧血の原因として適切でないのはどれか。
  1. 1大腸癌不正解
  2. 2過多月経不正解
  3. 3妊娠不正解
  4. 4痛風正解!
Explanation
解説
1. [誤り]大腸癌は消化管からの慢性出血をきたし、鉄の喪失が増加して鉄欠乏性貧血の原因となる。消化器癌は鉄欠乏性貧血の重要な原因であり、高齢者の鉄欠乏性貧血では必ず消化器系の検査が必要である。
2. [誤り]過多月経は月経時の慢性的な血液喪失により、鉄欠乏性貧血の原因となる。子宮筋腫などの器質的疾患による過多月経は、成人女性の鉄欠乏性貧血の最も頻度の高い原因である。
3. [誤り]妊娠では胎児の成長のために鉄需要が著しく増大し、母体の鉄欠乏性貧血をきたしやすい。妊娠中は鉄剤の予防投与が推奨される。
4. [正解]痛風は尿酸代謝異常による関節炎であり、鉄代謝とは全く無関係である。高尿酸血症や関節への尿酸結晶沈着が本態であり、貧血をきたすことはない。
Key Points
ポイント
  • 鉄欠乏性貧血の主な原因は、慢性出血(消化管出血、過多月経)、鉄需要の亢進(妊娠、成長期)、鉄吸収不良(胃切除後)である。
  • 痛風は尿酸代謝異常による疾患で、鉄代謝とは無関係である。
  • 重要用語: 鉄欠乏性貧血の原因、慢性出血、鉄需要亢進 を正確に理解しておくこと。
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