1. [誤り]ビタミンA欠乏は夜盲症(暗順応障害)、角膜乾燥症、皮膚の角化異常などを来す。巨赤芽球性貧血はビタミンB12または葉酸の欠乏により生じる大球性正色素性貧血である。ビタミンAは視覚の暗順応や上皮細胞の分化に必要である。
2. [正解]ビタミンDはカルシウム・リンの腸管での吸収促進と骨形成に関与し、欠乏すると骨石灰化障害を来す。小児ではくる病(骨の成長障害、O脚、X脚、肋骨念珠など)、成人では骨軟化症(骨痛、病的骨折など)を生じる。ビタミンDは日光照射により皮膚でも産生される。
3. [誤り]ビタミンE欠乏は溶血性貧血や神経障害(深部腱反射低下、小脳失調など)を来す。壊血病はビタミンC(アスコルビン酸)欠乏により生じる疾患で、コラーゲン合成障害により出血傾向(皮下出血、歯肉出血)、創傷治癒遅延、骨形成不全などを来す。
4. [誤り]ビタミンK欠乏は凝固因子(第II、VII、IX、X因子)の産生障害により出血傾向を来す。新生児メレナ(新生児消化管出血)や抗凝固薬(ワルファリン)使用時の出血傾向の原因となる。夜盲症はビタミンA欠乏により生じる視覚障害である。