1. [誤り]ベッドの高さを膝の高さに合わせることは転倒予防に有効である。高すぎると降りる際に足が届かずバランスを崩しやすく、低すぎると立ち上がる際に大きな筋力が必要となる。膝の高さに調整することで安全な立ち上がり動作が可能になる。
2. [誤り]起床時に急に立ち上がると起立性低血圧を起こしやすいため、まず座位をしばらく保ってから立ち上がることが推奨される。高齢者では自律神経の圧受容体反射が減弱しており、急な起立による血圧低下から立ちくらみ、めまい、転倒が起こりやすい。
3. [誤り]廊下や階段に手すりを設置し利用することは、歩行時の安定性を増し、転倒予防に極めて有効な環境整備である。特に起立性低血圧やバランス障害のある高齢者には不可欠な転倒予防策である。
4. [正解]サンダルタイプの履物は足にフィットせず脱げやすいため、つまずきや転倒の原因となり、転倒予防としては不適切である。高齢者には靴型で足にしっかりフィットし、滑りにくい素材のゴム底で、かかとが低く安定した履物が推奨される。