第09章 循環器疾患 / D. 血圧異常
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Question
問題 927 自律神経機能検査でないのはどれか。
  1. 1頚動脈洞圧迫試験不正解
  2. 2ウェーバー試験正解!
  3. 3体位変換試験不正解
  4. 4寒冷昇圧試験不正解
Explanation
解説
1. [誤り]頚動脈洞圧迫試験(頸動脈洞マッサージ)は迷走神経反射を利用した自律神経機能検査である。頚動脈洞を圧迫すると迷走神経が刺激され、心拍数の低下や血圧の下降が起こる。この反応の程度から自律神経(副交感神経)の機能を評価する。
2. [正解]ウェーバー試験(Weber test)は振動する音叉を頭頂部正中に置き、音の偏りを調べる聴力検査であり、伝音難聴と感音難聴の鑑別に用いられる。自律神経機能とは全く関係のない耳鼻咽喉科領域の検査であり、自律神経機能検査には含まれない。
3. [誤り]体位変換試験(シェロングテスト)は安静臥位から起立した際の血圧と脈拍の変動を測定し、起立性低血圧の有無から自律神経(交感神経)の機能を評価する検査である。自律神経機能検査の代表的な方法の一つである。
4. [誤り]寒冷昇圧試験は手を冷水(4℃)に浸した際の血圧反応を測定し、交感神経の反応性を評価する検査である。正常では交感神経の活性化により血圧が上昇するが、自律神経障害があると血圧上昇反応が減弱する。
Key Points
ポイント
  • 自律神経機能検査には頚動脈洞圧迫試験、体位変換試験(シェロングテスト)、寒冷昇圧試験のほか、発汗テスト、瞳孔反射検査、アシュネル試験(眼球圧迫試験)などがある。
  • ウェーバー試験は音叉を用いた聴力検査であり、リンネ試験とともに伝音難聴と感音難聴の鑑別に用いる。自律神経機能検査とは無関係である。
  • 重要用語: 自律神経機能検査, ウェーバー試験, 体位変換試験, 寒冷昇圧試験, 頚動脈洞圧迫試験 を正確に理解しておくこと。
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