1. [誤り]電気療法は鎮痛効果(TENS:経皮的電気神経刺激など)や血流促進効果があり、遅発性筋肉痛に対する疼痛緩和目的で適用することができる。患部への侵襲が少なく、筋線維の損傷を悪化させる危険は低い。
2. [誤り]冷却(アイシング)は炎症反応の抑制と疼痛緩和に有効であり、遅発性筋肉痛の急性期における疼痛管理として適用できる。過度な冷却は避ける必要があるが、適切な冷却は症状の軽減に寄与する。
3. [誤り]軽度のマッサージは血流促進による代謝産物の除去や筋緊張の緩和を目的として、遅発性筋肉痛に対して適用できる。ただし強い圧での揉みほぐしは避け、軽い圧でのマッサージが推奨される。
4. [正解]遅発性筋肉痛(DOMS)の急性期には筋線維に微細な損傷が生じている状態であり、この時期に筋力抵抗訓練(レジスタンストレーニング)を行うと、損傷した筋線維にさらなる負荷がかかり、損傷が悪化する恐れがある。筋肉痛が強い急性期には患部への過度な負荷は禁忌であり、十分な回復を待ってから運動を再開すべきである。