1. [誤り]誤り(正しい記述)。頸椎症は中年以降の男性に多い疾患である。
加齢に伴う椎間板の変性・退行変化が基盤にあり、50代男性に好発する。
2. [誤り]誤り(正しい記述)。頸椎症は加齢に伴う椎間板の変性・退行変化を基盤として発症する。
椎間板の変性により椎間腔の狭小化、骨棘形成が生じ、椎間孔の狭窄や脊柱管の狭窄をきたす。
3. [正解]**正しい(誤った記述)。** 頸椎症性神経根症の病変は上位頸椎ではなく中下位頸椎(C5/6やC6/7など)にある。
本症例のC5-C6神経根症状(上腕と手背橈側のしびれ・痛み、肩挙上困難)は中下位頸椎の椎間孔狭窄による神経根圧迫で生じる。上位頸椎(C1-C2)では後頭部痛や頸部回旋制限が主症状となり、上肢の神経根症状は生じにくい。
4. [誤り]誤り(正しい記述)。頸椎症が進行して脊髄を圧迫すると頸椎症性脊髄症となり、錐体路障害による痙性麻痺をきたす。
脊髄圧迫が加わると下肢の腱反射亢進、病的反射陽性、痙性歩行などの上位運動ニューロン徴候が出現する。