1. [誤り]上腕骨骨幹部は骨粗鬆症による骨折の典型的な好発部位ではない。
骨粗鬆症で好発するのは上腕骨近位部(外科頸付近)であり、骨幹部骨折は通常強い外力で生じる。
2. [誤り]橈骨頸部は骨粗鬆症による骨折の好発部位ではない。
骨粗鬆症で好発するのは橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)であり、橈骨頸部とは部位が異なる。
3. [正解]大腿骨転子部骨折は骨粗鬆症患者に好発する代表的な骨折部位の一つである。
大腿骨近位部骨折には頸部骨折と転子部骨折があり、いずれも骨粗鬆症を基盤に高齢者の転倒で生じやすい。大腿骨近位部骨折は高齢者の寝たきりの最大原因であり、受傷後1年以内の死亡率は対照群の約3倍(10〜20%)と高率である。早期手術とリハビリテーションが必要とされる。
4. [誤り]踵骨体部骨折は高所からの転落時など強い外力で発生する骨折であり、骨粗鬆症に特徴的な好発部位ではない。
骨粗鬆症の四大骨折には含まれない。