1. [誤り]脛骨骨端部は跳躍型疲労骨折の好発部位ではない。
骨端部は関節面に近い部位であり、疲労骨折よりも骨端線損傷などが問題となる。
2. [誤り]脛骨上1/3は疾走型疲労骨折の好発部位の一つであるが、跳躍型の好発部位ではない。
疾走型は走行動作の反復で生じ、上1/3または下1/3に好発する。
3. [正解]脛骨跳躍型疲労骨折はジャンプ動作の反復により脛骨中1/3(脛骨骨幹部中央付近)に生じる疲労骨折である。
疲労骨折とは骨の同一部位に通常では骨折を起こさない程度の軽度の外力が繰り返し加わり生じる骨折であり、跳躍型はバレーボールやバスケットボールなどのジャンプ競技の選手に好発する。跳躍型は疾走型に比べて難治性で治癒に時間がかかることが知られている。
4. [誤り]脛骨下1/3は疾走型疲労骨折の好発部位の一つであるが、跳躍型の好発部位ではない。
疾走型はランナーに多く、比較的予後良好である。
| 脛骨疲労骨折の型 | 好発部位 | 原因動作 | 予後 |
|:---|:---|:---|:---|
| 跳躍型 | 脛骨中1/3 | ジャンプの反復 | 難治性 |
| 疾走型 | 脛骨上1/3・下1/3 | 走行の反復 | 比較的良好 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 脛骨疲労骨折の型と好発部位の比較</p>