1. [誤り]野球肩は繰り返す投球動作による使い過ぎのために肩関節周囲の組織に生じた慢性的な障害(スポーツ障害)である。
一回の急性外力によるものではなく、腱板炎・関節包炎・関節唇損傷など多彩な病態を含む。
2. [正解]上腕骨投球骨折は投球動作中に上腕骨に急激な回旋力が加わり骨折が生じるスポーツ外傷である。
スポーツ外傷とは急に大きな力が骨・関節・靭帯・筋肉に作用して骨折・脱臼・筋や腱の断裂を生じるものであり、一回の外力による急性の傷害を指す。投球骨折は一回の投球動作で突然発生するため、スポーツ外傷に分類される。
3. [誤り]テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は手関節伸展動作の反復による慢性的な障害(スポーツ障害)である。
バックストロークの反復などで上腕骨外側上顆に炎症を生じる。
4. [誤り]シンスプリントは走行動作の反復による脛骨過労性骨膜炎であり、スポーツ障害に分類される。
繰り返しの走行により脛骨内側に疼痛を生じる慢性的な障害である。
| 分類 | 定義 | 具体例 |
|:---|:---|:---|
| スポーツ外傷 | 一回の急性外力による傷害 | 骨折・脱臼・靭帯断裂・肉離れ |
| スポーツ障害 | 反復する動作による慢性的障害 | 野球肩・テニス肘・ジャンパー膝・シンスプリント |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: スポーツ外傷とスポーツ障害の違い</p>