第08章 整形外科疾患 / H. 外傷
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Question
問題 817 過度の動作と傷害の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1腰部前屈 ――――― 腰部脊椎分離症不正解
  2. 2ジャンプ着地 ――― 膝蓋靭帯炎正解!
  3. 3ボールキック ――― 膝前十字靭帯損傷不正解
  4. 4バットの素振り ―― 手の舟状骨骨折不正解
Explanation
解説
1. [誤り]腰部脊椎分離症は腰部の前屈ではなく過伸展(後屈)の反復動作が主な原因である。 発育期の過度の運動による椎弓峡部の疲労骨折であり、第5腰椎に好発する。スポーツ選手での発生は一般人の2〜3倍にのぼる。
2. [正解]膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)はジャンプ着地の繰り返しにより膝蓋靭帯に過負荷がかかることで生じるスポーツ障害である。 バレーボールやバスケットボールに多く、15〜18歳に好発する。膝蓋骨の下極に自発痛と圧痛があり、急速に身長が伸びた長身の選手がなりやすい。大腿四頭筋やハムストリング筋の成長が追いつかないことも一因となる。
3. [誤り]膝前十字靭帯損傷はボールキック動作ではなく、急激な方向転換(ピボット動作)やジャンプ着地時の膝外反・回旋で生じやすい。 非接触型の受傷が多く、バスケットボールやサッカーの方向転換時に多い。
4. [誤り]手の舟状骨骨折はバットの素振りではなく、転倒時に手をついた際の手関節の過背屈で生じる。 偽関節になりやすい骨折として知られている。
Key Points
ポイント
  • ジャンプ着地の反復により膝蓋靭帯に過負荷がかかり膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)が生じる。腰部脊椎分離症は前屈ではなく過伸展の反復、膝前十字靭帯損傷はピボット動作や着地時の膝外反、舟状骨骨折は転倒時の手のつき方が原因である。
  • 重要用語: ジャンパー膝, 膝蓋靭帯炎, 脊椎分離症 を正確に理解しておくこと。
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