1. [誤り]冷却(Ice)はRICE処置の一つであり、血管収縮による出血抑制と炎症・腫脹の軽減に有効な適切な応急処置である。
受傷直後からの冷却が推奨される。
2. [誤り]固定はテーピング、シーネ、ギプスなどで損傷部位の安静(Rest)を保つための適切な応急処置である。
安静により損傷組織の治癒を促進する。
3. [誤り]挙上(Elevation)は患肢を心臓より高くして静脈還流を促進し、腫脹を軽減するための適切な応急処置である。
RICE処置のEにあたる。
4. [正解](適切でないもの=正答)マッサージは急性期の捻挫に対して行うと、損傷部位の炎症・出血・腫脹を増悪させるため適切でない。
捻挫の急性期にはRICE処置(Rest安静・Ice冷却・Compression圧迫・Elevation挙上)が基本であり、マッサージは禁忌である。マッサージは慢性期に組織の回復を促す目的で行われることはあるが、急性期には行ってはならない。
| RICE処置 | 内容 | 目的 |
|:---|:---|:---|
| R(Rest) | 安静・固定 | 損傷悪化の防止 |
| I(Ice) | 冷却 | 炎症・腫脹の軽減 |
| C(Compression) | 圧迫 | 出血・腫脹の抑制 |
| E(Elevation) | 挙上 | 静脈還流の促進 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: RICE処置の構成要素</p>