第08章 整形外科疾患 / H. 外傷
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Question
問題 809 骨粗鬆症患者に好発する骨折はどれか。
  1. 1橈骨遠位端骨折正解!
  2. 2鎖骨骨折不正解
  3. 3大腿骨骨幹部骨折不正解
  4. 4脛骨骨幹部骨折不正解
Explanation
解説
1. [正解]橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)は骨粗鬆症患者に好発する四大骨折の一つである。 転倒時に手をついた際に生じ、骨折のなかでも最も頻度の高い骨折の一つとされる。骨粗鬆症をもつ高齢者が転倒した場合にしばしば起こし、遠位端は背側に転位する。しばしば尺骨茎状突起骨折や手根骨骨折を伴い、正中神経損傷にも注意が必要である。
2. [誤り]鎖骨骨折は全骨折の10〜15%を占めるありふれた骨折であるが、小児期に多発し、交通外傷やスポーツ外傷の頻度が高い。 骨粗鬆症に特徴的な骨折部位ではない。
3. [誤り]大腿骨骨幹部骨折は大腿骨中央部に強い外力(高エネルギー外傷)が加わることで生じる。 骨粗鬆症患者では骨幹部よりも頸部骨折が好発する。
4. [誤り]脛骨骨幹部骨折は直達外力(交通事故等)で生じやすい骨折であり、骨粗鬆症に特徴的な骨折部位ではない。 骨粗鬆症の四大骨折好発部位には含まれない。
Key Points
ポイント
  • 骨粗鬆症患者に好発する四大骨折は、橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)・大腿骨頸部骨折・脊椎圧迫骨折・上腕骨近位端骨折である。鎖骨骨折は若年者に多く、骨幹部骨折は高エネルギー外傷で生じるため骨粗鬆症に特徴的ではない。
  • 重要用語: コーレス骨折, 骨粗鬆症の四大骨折, 橈骨遠位端骨折 を正確に理解しておくこと。
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