1. [正解]橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)は骨粗鬆症患者に好発する四大骨折の一つである。
転倒時に手をついた際に生じ、骨折のなかでも最も頻度の高い骨折の一つとされる。骨粗鬆症をもつ高齢者が転倒した場合にしばしば起こし、遠位端は背側に転位する。しばしば尺骨茎状突起骨折や手根骨骨折を伴い、正中神経損傷にも注意が必要である。
2. [誤り]鎖骨骨折は全骨折の10〜15%を占めるありふれた骨折であるが、小児期に多発し、交通外傷やスポーツ外傷の頻度が高い。
骨粗鬆症に特徴的な骨折部位ではない。
3. [誤り]大腿骨骨幹部骨折は大腿骨中央部に強い外力(高エネルギー外傷)が加わることで生じる。
骨粗鬆症患者では骨幹部よりも頸部骨折が好発する。
4. [誤り]脛骨骨幹部骨折は直達外力(交通事故等)で生じやすい骨折であり、骨粗鬆症に特徴的な骨折部位ではない。
骨粗鬆症の四大骨折好発部位には含まれない。