第08章 整形外科疾患 / H. 外傷
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Question
問題 802 いわゆる五十肩について誤っている記述はどれか。
  1. 1結帯動作が困難である。不正解
  2. 2夜間痛がある。不正解
  3. 340~60 歳代に好発する。不正解
  4. 4治療にデゾー包帯を使う。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]結帯動作(背中に手を回す動作)は内旋・内転の組み合わせで、五十肩で最も制限される動作の一つである。エプロンの紐を結ぶ動作が困難となる。
2. [誤り]夜間痛は五十肩の特徴的症状であり、就寝中に肩の疼痛で覚醒することが多い。寒冷により増悪する傾向がある。
3. [誤り]五十肩(肩関節周囲炎)は40〜60歳代に好発し、特に50歳代に多いため「五十肩」と呼ばれる。男女差はほとんどない。
4. [正解]デゾー包帯は鎖骨骨折や肩関節脱臼の固定に用いる三角巾固定法であり、五十肩の治療には使用しない。五十肩では長期固定は拘縮を助長するため、早期からのコッドマン体操などの運動療法が重要である。
Key Points
ポイント
  • 五十肩は疼痛期→拘縮期→回復期の3期を経て、1〜1.5年で自然軽快することが多い
  • 治療は運動療法が中心で、長期固定は禁忌(拘縮を助長)
  • 結帯動作・結髪動作の制限、夜間痛、有痛弧徴候が特徴的
  • 重要用語: コッドマン体操, 結帯動作, 夜間痛 を正確に理解しておくこと。
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