1. [誤り]整復後は関節包・靱帯の修復と関節の安定化のため、2〜3週間の固定が必要である。直ちに運動を開始すると再脱臼や習慣性脱臼のリスクが高まる。
2. [正解]外傷性脱臼で最も頻度が高いのは肩関節(全脱臼の約50%)で、特に前方脱臼が90%以上を占める。肩関節は可動域が広く関節窩が浅いため、脱臼しやすい構造である。
3. [誤り]脱臼は腫脹が増強する前にできるだけ早期に整復すべきである。時間が経過すると筋痙縮や腫脹により整復困難となり、また血管・神経障害のリスクも高まる。
4. [誤り]肘関節脱臼では血管損傷(上腕動脈損傷)よりも、尺骨神経損傷や正中神経損傷などの神経合併症の頻度が高い。ただし血管損傷も重要な合併症である。