1. [正解]高齢者では加齢に伴い骨芽細胞の機能が低下し、骨修復能(骨形成能力)が著しく低下している。このため骨癒合が起こりにくく、偽関節や遷延治癒のリスクが高い。
2. [誤り]大腿骨頸部骨折は関節包外骨折ではなく関節包内骨折である。関節包内に位置するため骨膜がなく、血流が極めて不良で骨癒合が困難となる。
3. [誤り]骨折の中枢側(骨頭側)は充血状態ではなく虚血状態となる。骨折により栄養血管が断裂し、骨頭への血流が途絶するため骨壊死(大腿骨頭壊死)のリスクが高い。
4. [誤り]骨折片間には圧迫力ではなくせん断力がかかる。大腿骨頸部は体重支持時にせん断力を受けやすく、骨折片のずれが生じやすいため骨癒合を妨げる。