第08章 整形外科疾患 / H. 外傷
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Question
問題 791 骨粗鬆症で正しい記述はどれか。
  1. 1骨の絶対量が減少する。正解!
  2. 2脊柱は前弯する。不正解
  3. 3血清カルシウムは低下する。不正解
  4. 4骨皮質は厚くなる。不正解
Explanation
解説
1. [正解]骨粗鬆症は骨の絶対量(骨量)が減少する疾患である。骨の質的組成は正常であるが、骨量が若年成人平均値の70%未満に減少し、骨がもろくなって骨折しやすくなる。
2. [誤り]骨粗鬆症では脊椎圧迫骨折により脊柱は前弯ではなく後弯(円背・亀背)となる。椎体が楔状につぶれることで背中が丸くなり、身長が低下する。
3. [誤り]骨粗鬆症では骨からカルシウムが放出されるが、血清カルシウムは正常範囲に維持される。骨軟化症やくる病と異なり、カルシウム代謝障害ではなく骨量減少が本態である。
4. [誤り]骨粗鬆症では骨吸収が骨形成を上回り、骨皮質は薄くなる。海綿骨も粗になり、全体として骨の強度が低下する。
Key Points
ポイント
  • 骨粗鬆症の本態は骨量減少であり、骨の質は正常だが量が減少する代謝性骨疾患
  • 脊柱は後弯(円背)を呈し、血清Ca・P・ALPは正常範囲内が特徴的
  • 閉経後女性に好発し、椎体圧迫骨折・大腿骨頸部骨折・橈骨遠位端骨折の3大骨折の原因
  • 重要用語: 骨量減少, 骨粗鬆症, 脊柱後弯 を正確に理解しておくこと。
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