第08章 整形外科疾患 / H. 外傷
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Question
問題 789 正しい組合せはどれか。
  1. 1スワンネック変形 - 尺骨骨折不正解
  2. 2アキレス腱断裂 - つま先立ち不能正解!
  3. 3テニス肘 - 肘関節脱臼不正解
  4. 4ジャンパー膝 - 膝関節の異常可動性不正解
Explanation
解説
1. [誤り]スワンネック変形は関節リウマチに特徴的な手指変形であり、PIP関節の過伸展とDIP関節の屈曲を示す。尺骨骨折とは無関係である。
2. [正解]アキレス腱断裂ではつま先立ちが不能となる。アキレス腱は腓腹筋とヒラメ筋の共同腱であり、踵骨に付着して足関節の底屈を担う。断裂すると足関節の底屈力が著しく低下し、つま先立ちができなくなる。トンプソンテストが陽性となる。
3. [誤り]テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は手関節伸筋群の付着部における炎症性疾患である。肘関節脱臼とは異なる病態であり、使い過ぎによる腱付着部障害である。
4. [誤り]ジャンパー膝は膝蓋腱炎であり、膝蓋骨下端の腱付着部に起こる炎症である。膝関節の異常可動性は靱帯損傷の所見であり、ジャンパー膝とは異なる。
Key Points
ポイント
  • アキレス腱は下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)の共同腱で、足関節底屈の主動作筋である
  • トンプソンテストは腓腹筋を握っても足関節底屈が起こらず、アキレス腱断裂の診断に有用
  • スワンネック変形・テニス肘・ジャンパー膝はそれぞれ異なる病態を示す重要な整形外科疾患
  • 重要用語: アキレス腱断裂, トンプソンテスト, スワンネック変形 を正確に理解しておくこと。
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