第08章 整形外科疾患 / H. 外傷
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Question
問題 784 スポーツ外傷に多い組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1肩関節脱臼 ― ラグビー不正解
  2. 2脛骨骨折 ― スキー不正解
  3. 3アキレス鍵断裂 ― ジャンプ不正解
  4. 4脊椎分離症 ― 卓球正解!
Explanation
解説
1. [誤り]肩関節脱臼はラグビーなどのコンタクトスポーツで最も多く発生する。転倒や衝突時に上肢が外転・外旋を強制されて脱臼が起こる。肩関節は可動域が広く関節窩が浅いため、四肢の脱臼の中で最多(約50%)を占める。
2. [誤り]スキーでは転倒時にブーツで固定された足部が動かず、下腿に強い回旋力が加わるため脛骨骨折(特にらせん骨折)を起こしやすい。スキー板による外力も骨折の要因となる。
3. [誤り]アキレス腱断裂はバレーボールやバスケットボールでのジャンプの踏み切り・着地時に腓腹筋が急激に収縮した際に発生しやすい。30〜40代男性に多く、中年以降は腱の変性が進むため受傷しやすくなる。
4. [正解]脊椎分離症(腰椎分離症)は腰椎の椎弓峡部の疲労骨折であり、腰部の反復的な伸展・回旋動作を伴うスポーツ(野球、体操、バレーボール、サッカー、柔道など)に多発する。卓球は腰部への負荷が比較的少なく、脊椎分離症との関連は低い。
Key Points
ポイント
  • スポーツ外傷・障害は競技種目により好発部位・病態が異なる
  • 肩関節脱臼はコンタクトスポーツ、脛骨骨折はスキー、アキレス腱断裂はジャンプ系競技に好発
  • 脊椎分離症は腰部伸展・回旋の反復動作を伴う競技(野球、体操など)で多い
  • 重要用語: スポーツ外傷、脊椎分離症、肩関節脱臼、アキレス腱断裂 を正確に理解しておくこと。
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