第08章 整形外科疾患 / F. 脊椎疾患
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Question
問題 751 脊椎疾患と装具治療との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1側湾症 ――――――――― ミルウォーキーブレイス不正解
  2. 2頚椎症 ――――――――― 対立装具正解!
  3. 3腰椎椎間板へルニア ――― 軟性コルセット不正解
  4. 4腰椎圧迫骨折 ―――――― 体幹装具不正解
Explanation
解説
1. [誤り]側湾症(脊柱側彎症)にはミルウォーキーブレイス(Milwaukee brace)などの脊柱装具が用いられ、コブ角20度以上で装具療法の適応となる。ミルウォーキーブレイスは頸部から骨盤までを固定する頚胸腰仙椎装具であり、側弯の進行を抑制する。正しい組み合わせである。
2. [正解]**正しい(誤りの組み合わせ)。** 対立装具(opponens splint)は正中神経麻痺(手根管症候群、手根管症候群など)による母指対立運動障害に用いる手の装具であり、頸椎症の装具ではない。頸椎症の装具治療としては頸椎カラー(cervical collar、軟性または硬性)が適切である。頸椎カラーは頸椎を固定・安静に保ち、神経根の圧迫を軽減する。この組み合わせは明らかに誤りである。
3. [誤り]腰椎椎間板ヘルニアには軟性コルセット(soft corset)による腰部の固定・支持が保存的治療として用いられる。コルセットは腰椎を安定させ、椎間板への負荷を軽減し、疼痛を緩和する効果がある。正しい組み合わせである。
4. [誤り]腰椎圧迫骨折には体幹装具(硬性コルセット、胸腰仙椎装具)が用いられ、骨折部の固定と脊柱の安定化を図る。圧迫骨折では脊柱の前屈を制限し、骨癒合を促進するために装具療法が重要である。正しい組み合わせである。
Key Points
ポイント
  • 対立装具は正中神経麻痺による母指対立運動障害に用いる手の装具であり、頸椎症の装具は頸椎カラーが適切である(誤った組み合わせ)
  • 側湾症にはミルウォーキーブレイス、腰椎椎間板ヘルニアには軟性コルセット、腰椎圧迫骨折には体幹装具が用いられる
  • 重要用語: 頸椎症, 頸椎カラー, 対立装具, 正中神経麻痺 を正確に理解しておくこと。
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