第08章 整形外科疾患 / E. 形態異常
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Question
問題 714 外反母趾について正しいのはどれか。
  1. 1凹足に発症することが多い。不正解
  2. 2足の内在筋の弱化は認めない。不正解
  3. 3第 1 中足趾節関節は上方に突出する。不正解
  4. 4バニオンは滑液包の腫脹である。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]外反母趾は扁平足(足のアーチ低下)に発症しやすい。凹足は足のアーチが異常に高い変形であり、外反母趾とは関連性が低い。扁平足では足底の横アーチが低下し、母趾への荷重が増大するため、外反母趾を併発しやすい。
2. [誤り]外反母趾では足の内在筋(短母趾屈筋、短母趾外転筋など)の弱化が病態に深く関与している。内在筋の筋力低下により母趾のアライメントが保てなくなり、母趾内転筋の牽引力により母趾が外反する。筋力強化訓練は保存療法の重要な要素である。
3. [誤り]外反母趾では第1中足趾節関節は内側に突出する。母趾が外側(小趾側)に偏位するため、相対的に第1中足骨頭が内側に突出して見える。上方に突出するという記述は誤りである。
4. [正解]バニオン(bunion)は外反母趾において第1中足趾節関節の内側に形成される滑液包の炎症性腫脹である。突出した骨頭と靴の圧迫により滑液包が炎症を起こし、腫脹・発赤・疼痛を呈する。バニオンは外反母趾の代表的な合併症であり、疼痛の主要な原因となる。
Key Points
ポイント
  • バニオンは外反母趾における滑液包の炎症性腫脹であり、疼痛の主要な原因である
  • 外反母趾は扁平足(凹足ではない)に発症しやすく、足の内在筋の弱化が関与する
  • 重要用語: 外反母趾, バニオン, 滑液包腫脹, 扁平足, 内在筋弱化 を正確に理解しておくこと。
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