1. [誤り]ペルテス病は男児に多い疾患で、男女比は約4:1である。4〜8歳(特に6〜8歳)の男児に好発し、大腿骨頭の虚血性壊死(無腐性壊死)を呈する。片側性が多く、跛行や股関節痛で発症する。女児に多いという記述は誤りである。
2. [誤り]大腿骨頭すべり症は思春期(10〜15歳)の肥満男児に多い疾患である。性差は男児に多く、大腿骨頭骨端が骨幹端に対して後下方にすべる病態である。肥満、成長期の骨端線の脆弱性、力学的負荷などが発症に関与する。女児に多いという記述は誤りである。
3. [正解]先天性股関節脱臼は女児に圧倒的に多く、男女比は約1:5〜9である。女性ホルモン(妊娠末期に母体から分泌される関節弛緩ホルモン)の影響による関節弛緩性の増大や、女性の骨盤形態が関与すると考えられている。また、家族内発生も認められ、遺伝的素因も示唆されている。
4. [誤り]先天性内反足は男児に多い疾患で、男女比は約2:1である。出生時から足が内側を向き、足底が内反・尖足・内転・凹足という4つの変形要素を持つ先天異常である。男児に多いため、女児に多いという記述は誤りである。