第08章 整形外科疾患 / E. 形態異常
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Question
問題 709 発育期に多いスポーツ障害で適切でないのはどれか。
  1. 1離断性骨軟骨炎不正解
  2. 2腰椎分離症不正解
  3. 3疲労骨折不正解
  4. 4内反足正解!
Explanation
解説
1. [誤り]正しい(発育期のスポーツ障害である)。離断性骨軟骨炎は成長期の反復する外力により関節面の軟骨・軟骨下骨が壊死・剥離する疾患である。膝関節・肘関節に好発し、15〜20歳の男性に多い。野球肘やテニス肘など、反復する投球動作やラケット競技で発症しやすく、成長期スポーツの代表的な障害の一つである。
2. [誤り]正しい(発育期のスポーツ障害である)。腰椎分離症は成長期のスポーツによる椎弓峡部の疲労骨折である。バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプ動作や腰部の過伸展・回旋を繰り返すスポーツで発症しやすい。10〜15歳のスポーツ選手に好発し、発生頻度は一般人口の5〜7%だがスポーツ選手ではその2〜3倍に達する。
3. [誤り]正しい(発育期のスポーツ障害である)。疲労骨折は反復する機械的ストレスにより骨が修復されないまま微小骨折が蓄積して生じる骨折である。成長期のスポーツ選手に好発し、中足骨(行軍骨折)、脛骨、腓骨などに多い。ランニングやジャンプ動作の繰り返しにより発症し、適切な休息を取らないと完全骨折に至ることがある。
4. [正解]**誤り(発育期のスポーツ障害ではない)。** 内反足は先天性の足部変形であり、スポーツ障害として生じるものではない。内反足は胎生期の足部の発育異常により生じ、出生時から足が内側を向き、足底が内反・尖足・内転・凹足という4つの変形要素を持つ。発育期のスポーツとは無関係な先天異常である。
Key Points
ポイント
  • 発育期のスポーツ障害として離断性骨軟骨炎、腰椎分離症、疲労骨折は代表的なものである
  • 内反足は先天性の足部変形であり、スポーツ障害として生じるものではない点が重要である
  • 重要用語: 発育期スポーツ障害, 離断性骨軟骨炎, 腰椎分離症, 疲労骨折, 先天性内反足 を正確に理解しておくこと。
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